2024/09/13 16:56

ゴム穴付きで、リバーシブルでお使いいただけるアームカバーについて、ある日「これって、丈の短いのは作らないの?」と母から言われました。


アームカバーの制作きっかけが”農作業”でしたので、炊事やガーデニングなどのシーンは描いておらず”袖カバー”の発想自体がありませんでした。

早速、はぎれを使って試作品を作ることに。
(このフッ軽は私の取り柄の一つですw)

試作品の製作に取り掛かる際、ザックリと市場調査をし、人気の作家さんや売れ筋、好まれる丈やデザイン、価格帯などをチェック。
どんな作家さんも行う調査・分析かと思いますが、おそらく私は、作家さんの中でもザッとしている方だと思いますw

工数、構造、自作品の推しポイント、表裏の生地の相性…などなど、いろいろと試行錯誤しながら辿り着いたのが現在の「袖カバー」になります。




アームカバーでは「農作業」を想定し、
袖カバーでは「事務」を想定しています。

私は社会人になってから事務仕事に従事している期間が長くありましたので、制服指定の職場ですと、白や淡色系のブラウスは肘近くまで汚れてしまいます(何故?)

PCを扱うにしても、肘近くまでデスクに乗っかっていることが多かった印象さえありましたので、
袖カバーの試作品の製作で一番しっくりきたのが、現在販売している「IROHANNA袖カバー」になります。


袖カバーは袖口の布のたぐり部分が厚みが増してしまう点と、それなりの生地量を要するため、作品によって重さがあるものもございます。

さらには、昨今の物価高の影響もあり、お求めやすい価格帯でのご提供が難しい場合も正直ございますが、できる限りお財布にやさしい価格帯となるよう努めたいと思います。

事務員さん、ガーデナーさん、炊事洗濯調理などの家事仕事、お習字や絵画などの趣味活動など…
さまざまな生活シーンでお役立ていただけましたら幸いです。

お手にしてくださる方々の日々に寄り添える作品となれましたらうれしく思います。